時代は変われど変わらぬ姿
ネパールには煉瓦造りの三、四階建ての家屋が多く、家の中は狭くて暗いのが一般的だ。
だからご隠居様方は大雨でも降らない限り、日中の殆どを野外の日当たりが良き場所で過ごす。
5人6人と集まり、新聞を手に日がな一日世情談義にふけっているご隠居様たちを街のあちこちで見かける。
この姿は最初にネパールを訪れた30数年前と何ら変わっていない。
ご隠居様方にお伺いすると、俺の爺さんの代も同じだったとの答えが返ってきた。
ネパールはイギリスの統治国であったからか、英語を解し学識あるご隠居様も多くおられる。
(文・写真: Mac)
( ネパール カトマンドゥ)