飲み食べながら
ネパールには、ヒンドゥー教とともにチベット(ラマ)仏教の信徒が沢山いる。
年に一度カトマンドゥ市内にあるのチベット仏教寺院に約一千人を越える信徒が集まり、男女に別れ夜明けから日暮れまで、経を唱えながらチベット仏教の仏具であるマニ車を回す日が7日間続く。
正午から1時間は昼食のため中座するが、他はトイレに立つ以外はマニ車を延々と回す。
その間、喉も渇けばお腹も空く。だから急須や魔法瓶を食べ物と一緒に持ち込み、一時マニ車を回す手を止め飲み食べ、再び一心に経を唱えマニ車を回す。
（写真・文： Ｍａｃ）
（ ネパール カトマンドゥ ２００５年5月）
