水
たいがいの人は蛇口をひねれば必要なだけ水がでてくると思っている。
ところが世界にはまだまだそう容易には水が使えないところがある。
でも、どんな国でもその国の都市ともなればそんなことはあるまいと思うだろうが、それがそうではない国が世界にはまだある。
その一つがネパールの首都カトマンドゥだ。
水は午前中の3時間だけ、しかも週3日だけ水道の水が供給される。
だからその日は市外のいたるところにある水場が洗濯場と変わり、洗われたものがいたるところにひるがえる。
しかもその仕事の大半が体力のある男性ときている。何せ3時間の勝負なのだ。
写真・文: Mac