ほんの一昔前といっても6、7年前そこそこなのだが、内戦時に埋められた地雷や、戦闘時の不発弾に怯えながら家族とともに炎天下、辛い農作業をするしかなかった乙女たちが、今や世界から訪れる観光客めあての、ありとあらゆる職業につくことができるようになった。朝早く村の仲間とでかけ、夕刻また皆で歌を歌いながら帰路につく。ペダルを踏む足も軽やかに、平和であることの幸せをかみしめながら。(写真・文: Mac)
( カンボジア シエムリアップ 2002年12月)
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